今まで避けていたのですが、文庫化を機に読んでみました。自分が、年令以外は負け犬の条件を満たすことがわかっていたので、読むのが怖かったのです。
趣味へのアディクション(依存)もひどく、「地場負け犬」かつ「パラサイト負け犬」(の予備軍)である私。今は「負け犬にならないための十ヵ条」をなるべく守り、立派な負け犬になった暁には「イヤ汁」を出さず、一人暮らしをしてもペットを飼ったりマンションを買ったりせず、社会に貢献していきたいと思ったのでした。
公式来場者数累計17,703,000人を数え、昨年1月に幕を閉じた東京ミレナリオ。その第1回(1999年12月24日~2000年1月1日)から第7回(2005年12月24日~2006年1月1日)までの煌きを集めた写真集です。
ガレリア(光の回廊)、スクルトゥーラ(光の彫像)、スパッリエーラ(光の壁掛け)、フロントーネ(光の玄関装飾)の色鮮やかさに改めて圧倒されます。
ミレナリオには毎年行っていましたが、江戸開府400年を記念した2003/04年、「日・EU市民交流年」のプレ・プロモーション事業をふまえ、イタリアで生まれた作品の一部に日本製の電球が使用された2004/05年の作品が特に印象深いです。
ミレナリオにまつわる思い出が、私の心に沢山残っています。私だけではなく、そこに集まった全ての人の心の中に、ミレナリオは様々な思い出を残したことでしょう。これこそが、ミレナリオが都市の祝祭として根付いていた証だと思います。再開が待ち遠しいです。
恋愛を信じていない三女・育子。長く同棲中でありながら結婚はしない次女・治子。そして夫から暴力を受けている長女・麻子。「思いわずらうことなく愉しく生きよ」を家訓とする犬山家の三姉妹の恋愛を描いた小説です。
裕福な「二番町のお家」で育った彼女たちの暮らしぶり、姉妹の絆や恋愛は江国作品らしいのですが、話の重点は次第に麻子のドメスティックバイオレンス問題に移っていきます。激しい暴力を執拗に受けながらも、夫に対して、純粋なものを傷つけてしまったとか、信頼を裏切ってしまったと考える麻子。その気持ちは、正直なところ、私には理解しづらいものがあります。
読みやすく、読後感も悪くありませんが、著者の作品の中では異色な印象を受けました。
群馬に住むおばあちゃん・永島ヒデさんの毎日を、お嫁さんが記録し、お孫さんがブログにアップするという、女三世代ブログとして人気のブログ「
祖母ログ」をまとめた本です。80歳にして趣味はドライブ、クラシック音楽が好きで、料理が生きがい。好きな色である赤いエプロン姿がとってもキュートなおばあちゃんの魅力が満載です。
祖母から母へそして孫へと、お袋の味が受け継がれていく…。そんな理想の姿がこの本にはあります。
最近のコメント