高校時代よく読んでいた三浦綾子さんの本を久々に読みました。
また、村上春樹さんの本を初めてちゃんと読んだり、武相荘の予習復習として白洲夫妻についての本を読んだりと、幅広い読書をしたと思います。
本を借りに行った市立図書館で、ぼくは老人に地下室へ連れていかれる。そこで出会ったのは、羊男と口のきけない美しい少女…。
図書館で予約した『1Q84』が確保される前に、まずは短編から春樹ワールドに足を踏み入れてみようと思い、一番とっつきやすそうなこの本を選びました。佐々木マキさんの挿絵もあって読みやすかったけれど、完全に理解できたかどうか…。
「だって知識を貸しだすだけだったら、図書館はソンをするばかりじゃないか」という羊男の言葉が印象に残りました。
宝塚を観たことがない人から、はまりそうな人まで、ヅカの疑問に幅広く答える本。
ここ数年、宝塚の舞台を楽しむようになって、星組『スカーレット・ピンパーネル』のDVDまで買ってしまった私ですが、言われてみれば、何故観客の大多数である女性が女性演じる男役スターに目がハートになるのかとか、二番手の人のほうが観ていて気になる(トップスターは勿論輝いているけれど)のは何故なのかとか、その理由をはっきり説明できないことが多いです。この本にはその答えがきちんと書かれていて、改めて納得したのでした。
また、男役トップスターになるための条件、娘役トップスターに必要なもの、さらには「スター有望株」を見つける方法まで、とても勉強になりました。
あぁ、宝塚の舞台を早くまた観に行きたい
海のみえる村から山と田んぼと工場のある街へ。家庭の事情で、父方の祖父の家で暮らすことになったなつみは、引越先できいちゃん、みさちゃんという友達に出会う。
みさちゃんの家は狭い上に家族が多く、お母さんは恐い。きいちゃんは、いつも汚い汚いと言われているような子だ。なつみの家も貧しく、両親は毎晩毎晩喧嘩が絶えない。そんな3人の女の子の、幼稚園から高校卒業、大人になるまでの物語。
深津絵里さん主演映画の原作ですが、チラシやポスターから受ける印象と結構違う…。毎週日曜に毎日新聞で「毎日かあさん」を読んでいるので、サイバラの作風に抵抗はないのだけど…。
とは言え、子供の頃のなつみ、そして大人になったなつみが唱える“じゅもん”が切なくて、ちょっとウルウルしました。
踊るマエストロ・塩田氏によるミュージカル案内。
ミュージカルを観てみようかと思う人に向けて、ミュージカル作品を50作ほど紹介し、ブロードウェイやウエストエンドの観劇案内も載せています。知識ゼロではないし、こういう本が出るとたいてい読んでいることもあって、特に目新しいことはない…と思ったのですが、一つ気づいたことが。
ここ数年、この手の本で劇団四季と東宝やその他の舞台写真がどちらも載っている本はあまりありませんでした。同じように翻訳上演されている作品なのに、東宝『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』は日本版の舞台写真、四季が手掛けている『オペラ座の怪人』はブロードウェイの写真という具合です。メインキャストの役者が四季を退団したから舞台写真を提供出来なかったのか、単に四季が提供を拒否していただけだったのかはわかりませんが。
この本には、イラストで紹介されている作品もありますが、四季の俳優さんの写真もちゃんと載っていたので、四季と東宝どちらも観るミュージカルファンとしては嬉しいものがありました。四季も東宝も振る塩ちゃんの人柄によるものかも?
薩摩汁、ブイヤベースからアップルパイ、かき氷まで、白洲家の食卓に上った美味しそうなお料理の写真が沢山紹介されています。ピペラードとサフランライス、枝豆豆腐、杏仁豆腐、カリフラワーのスープ、花巻と東坡肉なども載っていたので、先日のトラピックスのランチメニューは結構頑張っていたようです(私たちも含め、何人ものツアー参加者が、中華は意外だと言っていたのです)。
料理はすべて白洲次郎・正子夫妻の長女・牧山桂子さんによるもので、作り方の手順も添えられていますが、大まかに書かれている程度。白洲家に限らず、その家の味をちゃんと再現するのは難しいと言うか、その家の味は数値では表せないものなのかもしれません。武相荘の囲炉裏の炭火で焼くものが多いのも印象的です。
料理に使った器やテーブルクロスなどについての説明も載っていて、器にこだわることがより料理を美味しくするのだな、と適当にお皿を選んでしまう私は少々反省しました。
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