カテゴリー「音楽」の47件の記事

2009年12月11日 (金)

華麗なるデュオ・コンサート

雨の中イルミネーションを眺めた後は、紀尾井ホールで「第88回グローバルクラシックコンサート」。
ANNAちゃん、ご招待どうもありがとうnotes

第88回グローバルクラシックコンサート
―華麗なるデュオ・コンサート―

テノール:福井敬
ピアノ:ヴィンチェンツォ・スカレーラ

  • レスピーギ
    「最後の陶酔」
    「欠けゆく三日月」
    「霧」
  • マスネ
    「エレジー」
  • グノー
    「夕べ」
  • ベルリーニ
    「追憶」
  • プッチーニ
    「太陽と愛」
    「大地と海」
    「偽りの約束」
  • 武満徹
    「恋のかくれんぼ」
    「ぽつねん」
    「死んだ男の残したものは」
    「小さな空」
  • ヴェルディ
    歌劇「オテロ」より「恥と悲しみに満ちて」
    歌劇「オテロ」より「わたしを恐れる者はない」
  • プッチーニ
    歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
  • アンコール
    小林秀雄/「落葉松」
    ピクシオ/「マリウ、愛の言葉を」
    ララ/「グラナダ」

“天から授かった輝かしい声を持つ円熟のテノール”福井敬さんと、“音楽の神様から選ばれたピアニスト”ヴィンチェンツォ・スカレーラさんのデュオコンサートです。
声楽のコンサートには行く機会があまりない私(オケか弦楽器メインのものばかりなので)。知っている曲は「誰も寝てはならぬ」だけでしたが、トリノ五輪以来人気のこの曲を歌える日本のテノールとして、真っ先に名前が挙がるのが福井さんなのだそうです。そんな曲だけに、「誰も寝てはならぬ」は自家薬籠中といった印象を受けました。
また、「オテロー」の曲も、歌詞はわかりませんが、デズデモーナへのオテローの悲痛な思いがドラマチックな歌声から伝わってきました。

コンサート後半に歌われた武満徹の作品は、もちろん日本語で、どの歌詞もとても印象深いものでした。
「誰が詩を書いているのだろう?シューベルトの『野ばら』や『魔王』はゲーテだから、武満の曲にも有名な詩人が書いているに違いない」と思い、帰宅してから調べたところ(パンフレットには記載ナシ)、「小さな空」は武満自身の作詩ですが、「恋のかくれんぼ」、「ぽつねん」、「死んだ男の残したものは」は谷川俊太郎さんの詩でした。
特に、ベトナム戦争のさなかの1965年につくられた反戦歌「死んだ男の残したものは」は心に突き刺さるものがありました。

死んだ兵士の残したものは
こわれた銃と ゆがんだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ 残せなかった
(4番の歌詞より)

話は逸れますが、武満、谷川の両氏は、劇団四季の作品に音楽や戯曲を提供しています。『せむしの聖女』、『トロイ戦争は起こらないだろう』、『狼生きろ豚は死ね』、『お芝居はおしまい』といった作品の舞台音楽は武満徹の作ですし、この中の『お芝居はおしまい』は谷川さんの作品です。また、1958年に結成された「若い日本の会」(60年安保に反対した)には江藤淳、石原慎太郎、浅利慶太、谷川俊太郎、大江健三郎、武満徹、林光、間宮芳生、寺山修司、永六輔、黛敏郎、福田善之、といった錚々たる若手文化人がメンバーとして名を連ねていました。

閑話休題。
今回のコンサートでは、声楽の伴奏に対する見方が変わった気がします。
伴奏と言うと、どうしても主役ではないような気がしていたのですが、少年期をメトロポリタン歌劇場に通い続けて過ごし、オペラに携わって仕事をしていきたいという強い熱意が声楽の伴奏者としての道に進む決意に変わったというヴィンチェンツォさんは、伴奏と言うより“協奏”といった感じでした。
福井さんの歌が終わっても、ピアノの最後の1音が空間に消えゆくまで、息を詰めて聞き入ってしまいました。

外は冷たい雨が激しく降っていましたが、歌声とピアノ、そして終演後にANNAちゃんと食べたスープに温かい気持ちになった夜でしたshine

ANNAちゃん、ご招待どうもありがとうheart04
とても楽しかったよnote

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2009年11月21日 (土)

Best of‘Her’Life

午後は、妹の音楽教室のオータムコンサートでしたmaple

ピアノ科なのに毎回弾き語りをする妹は、今回はSuperflyの「My Best Of My Life」を熱唱しました。
この曲は、今日聴きに来てくれた妹の親友・りっちゃん夫妻の結婚披露宴で流れたそうです。りっちゃんの、まさに人生最高の瞬間を彩った思い出の曲なのです。

信じながら 許し合いながら
誰かの胸に飛び込めたら
ほほえみと溶け合って
あふれるような (my) best of my life

めぐり逢いの中で見つけた
生きてく意味を育ててみよう
涙は拭い去って
今 始まる (my) best of my life

姉バカになってしまいますが、親友を想う妹の優しい気持ちが伝わってきましたweep
りっちゃん夫妻も喜んでくれたようですhappy01

他の生徒さんでは、ブラームスの「ラプソディー第2番」、中島みゆきの「時代」やアンジェラ・アキの「手紙」といった名曲が印象に残りました。中でも、「秘密のアッコちゃん」のテーマと「スパイダーマン」のテーマを組み合わせたサックスのセッションは、聴いていてとても楽しかったです。生徒さんたちが皆、回を重ねるごとに巧くなられているのがわかります。

色々なジャンルや色々な楽器を聴けて、文字通り音を楽しんでいる皆さんから元気をもらえる、アットホームなコンサート。次回もとても楽しみですnotes

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2009年8月26日 (水)

Crystal Kay Live

妹と「Metro Premium Time Vol.1 Crystal Kay Live」に行ってきましたnote
Metroとあるように、東京メトロ主催で(駅のポスターを見て応募したら当選scissors)、デビュー10周年とニューシングル&ベストアルバム発売を記念したライブです。
クリちゃんまだ23歳なのにデビュー10周年なのねcrown

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会場は、ソニー・ミュージックエンタテインメント乃木坂ビルでした。
列に並んで妹を待ちながら、誰か有名人いないかな、とキョロキョロeye

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予定の19:00を少し過ぎて、クリちゃんが登場。ピアノはMASATOさん、ギターはSHINさん。小編成のライブです。

一曲目は「恋におちたら」。そして「Kiss」、「Tears」、「It's a crime」、「Boyfriend」、「hard to say」…。
どの曲も良かったのですが、一番印象に残ったのは「Tears」。歌った後にクリちゃん自身が涙ぐんでしまうほどの熱唱で、私も思わず涙…weep
合間のMCも楽しくて、その自然体な姿にすっかりファンになっちゃいましたhappy02
最後は12日に出たばかりのダブルAサイドシングルから「After Love -First Boyfriend- feat.KANAME(CHEMISTRY)」(この曲を紹介するとき、CHEMISTRYの発音がやたら良かったなぁ)。KANAMEさんのパートはギターのSHINさんが歌っていました。

会場でCDを購入すると、先着50名様にサインプレゼントあり!とのことで、妹は早速「After Love-First Boyfriend-feat.KANAME#CHEMISTRY#/Girlfriend feat.BoA」を購入してサインをもらっていましたpenその場で書いてもらえるとか、握手会とかではないけれど、印刷やコピーではないのは嬉しいですよね。

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せっかくなのでミッドタウンに寄ってから帰りましたshine
妹は残業でいつも帰宅が遅くて、会社帰りにこうして待ち合わせをして、音楽を楽しんだり、カフェや地下鉄や帰り道でお喋りしたりすることって、殆どありません。今日は、妹も喜んでくれたし、私も楽しかったhappy02
残業切り上げて来てくれてありがとうねheart04

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2009年7月20日 (月)

SILENT GARDEN

加古隆さんのピアノソロコンサート「SILENT GARDEN」に、ちゃっぴーさんと行ってきました。会場は東京オペラシティ・コンサートホールです。

第1部
ビューティフル・ハーモニー
風のワルツ
『SILENT GARDEN』より
 a.森と人の約束
  Silent Garden
  あなたの里に降る時雨
  少年時代
 b.風の戯れ
  舞姫
  朝の光
  花の憧れ

第2部
ナイルの源流にて
パリは燃えているか
冬の山
光と影のバラード
湖沼の伝説

アンコール
黄昏のワルツ

今日のコンサートは最新アルバム『SILENT GARDEN』の曲がメインで、アルバムと同じくピアノソロのコンサートとなっています。

幕開けの曲「ビューティフル・ハーモニー」は、「共感」がテーマとのことですが、私の頭には、森の中で風の音や小鳥のさえずりがハーモニーを奏でているイメージが浮かびました。
「風のワルツ」は映画「阿弥陀堂だより」の曲。映画は観ていませんが、切なく、そしてあたたかい印象を受けました。加古さんは、同じ小泉尭史監督の映画「博士の愛した数式」の音楽も手懸けています。
第1部の後半は『SILENT GARDEN』から8曲を4曲ずつ続けて演奏。アルバムコンセプトが「静かでゆったりとした音楽」なので、非常に穏やかな曲が続きます。加古さんもMCで「まどろんでいただいても大丈夫です、周りの迷惑にならなければ」と話されていましたが、就眠モードに入ってしまう人があちらこちらにsleepy私も途中うとうとしてしまいましたが、素敵なホールで作曲者本人による生演奏を聴きながら、気持ち良ーくまどろむなんて、なんて贅沢なことでしょう!

一転して、第2部の1曲目「ナイルの源流にて」はアフリカの力強いリズムの曲。
続く2曲目の「パリは燃えているか」はNHKスペシャル「映像の世紀」の曲で、コンピレーションアルバム「image」にも収録されているので、私も知っていました。改めて聴き、またこの曲のタイトルがナチスがパリを破壊しようとした作戦から生まれた言葉に由来していることを思うと、20世紀は戦争に明け暮れた世紀だったのだな…と人間の愚かさを悲しく思いますweep
「冬の山」では弦をはじくという変わった演奏法に驚かされましたが、私はその次の「光と影のバラード」が気に入りました。人生の哀愁を映画のように綴った音楽で、一人の人間の一生を辿った後のような充足感と切なさがありました。
アンコール曲「黄昏のワルツ」も代表曲で、NHK「人間ドキュメント」のテーマ曲です。この曲も耳に馴染みのあるものでした。

加古隆さんはトレードマークの帽子が似合う、穏やかな語り口の方でしたdrama
私は加古さんのコンサートに行くのは初めてで、曲も「パリは燃えているか」しか知らなかったのですが(「黄昏のワルツ」も聴いたことはあったのですが)、それでも全く問題なく楽しめました。
深い森を歩いたような癒しのひとときconfident私は噎せやすいので、劇場やホールでは自分の呼吸に意識を払わないようにしているのですが(意識してしまうと、苦しくなって噎せてしまうのです…)、今日は聴きながら思わず深呼吸してしまいました。
連休最終日にふさわしいコンサートでした。Yさん、チケットありがとうございました。

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2009年6月21日 (日)

おかえり

今日の午後は、妹が通っている音楽教室のコンサートへ家族で行きましたcar

妹は、絢香の「おかえり」を弾き語りnote
今までで一番しっかり歌えていました。
先生からは好評で、生徒さんからも、終わった後に声をかけられていたみたいです。
良かったねnotes

他のみなさんも熱演!
ヘレン・メリルの「You'd Be So Nice To Come Home To」を、サックスで吹いた生徒さんの演奏を聴いていたら、Jazz Clubにいる気分になりましたbar

生徒さんたちの楽器に向かうときの真剣な表情と、終わったときのホッとした表情が印象的でした。

「音楽って本当にいいもんですね~」(水野晴郎風)

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2009年5月29日 (金)

熱狂、再び

売り切れていたcd「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2009」公式CDが、今日から東京国際フォーラムのアートショップで販売されることになりました。
LFJ金沢での売れ残りが100枚程度あったらしいのです。

再販売の情報は、最近パソコンに届くメールを以前ほどチェックできていない私に、Rちゃんが昨日教えてくれましたloveletter
「売り切れちゃったら嫌だよね」と、今日の仕事帰り、先に着いたほうが買っておくことにし、定時に帰れた私が2枚ゲットしました。無事買えてホッとした反面、慌てなくても大丈夫なくらい残っていたのを見て、金沢分をキープしないで、LFJ開催期間中に東京で売っていたほうが売れ行きが良かったのでは…、と思いました。

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何はともあれ、LFJでは聴けなかった「ゴルトベルク変奏曲」byシュ・シャオメイも、「ミサ曲ロ短調」byミシェル・コルボ&ローザンヌ声楽・器楽アンサンブルも、「無伴奏チェロ組曲」byタチアナ・ヴァリシリエヴァも、この一枚で聴くことができます。

自分の部屋で、バッハに熱狂だ~notes

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2009年5月25日 (月)

ひとりでもトリオ

いっぽんでもニンジン、という歌がありますが、「大橋トリオ」はソロのアーティスト、ひとりでもトリオです。本名名義で映画「余命1ヶ月の花嫁」などの音楽も手掛けている方で(瑛太さんもオススメしているみたい)、iTunes Japan Sound of 2009にも選ばれました。今までインディーズだったのですが、このミニアルバムでメジャーデビューになります。

A BIRD Music A BIRD

アーティスト:大橋トリオ
販売元:エイベックス・エンタテインメント
発売日:2009/05/13
Amazon.co.jpで詳細を確認する

アコースティックでなんとなく懐かしい感じの曲たち。
「はだかの王様」(1)は「TVタックル」のエンディングで、タイトル曲の「A BIRD」(3)は「カウントダウンTV」の今月のオープニングで使われているようですが、私は特に7曲目の「Shine」が気に入って、繰り返し聴いています♪
機会があったら是非聴いてみてください。

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2009年5月 5日 (火)

熱狂の日2009

今年も「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭」に行ってきました♪

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↑今年のテーマは「バッハとヨーロッパ」note

今年は公演が5月3、4、5日の3日間しかなく、残念なことに私は今日しか都合が合わなかったので、1日に3公演ハシゴすることにしました(3つともホールA:アイゼナハです)。その3つに無料公演を組み合わせて、朝から夕方まで音楽三昧の予定です。

311
10:00-10:45
「0歳からのコンサート」
石丸幹二(司会)
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)

ヴィヴァルディ:「四季」作品8より「春」、「夏」

公演数の多いLFJでどの公演を聴こうか考えるとき、演奏者や曲目はもちろん重要なのですが、私がこの公演のチケットを取ったのは、司会者が石丸さんだったから!
劇団四季を退団後、『イノック・アーデン』も『ニューブレイン』も観に行けなかったので、生で石丸さんの姿を観るのは約2年ぶりです(TVではNHKドラマ「白洲次郎」や「スタジオパークからこんにちは」で観たけれど)。少し痩せたかな、とも思いましたが、お元気そうでホッとしました。石丸さんは昨年の充電期間中にLFJに来て、魅せられたそうで、今年はLFJアンバサダーをされています。
そんな石丸さん、四季の頃と変わらぬ良いお声で会場の子供たちに曲の紹介をしたり(曲紹介で「四季」と言うたびに、私はいちいちドキドキしてしまいましたcoldsweats01)、話しかけていきます。
客席に向かって、「0歳のお友達、どれくらいいますか?」と、6歳まで順に聞いていったところ、2、3歳の子供から数が多くなっていました。30~40分間とりあえず静かにさせようと思ったら、0歳からのコンサートとは言え、2、3歳になっていないと難しいのでしょうね。それでも、泣く子は泣き止まないし、後ろの子は椅子を蹴るし、並びの席の子は途中でトイレに行くし、ああやっぱり「0歳からのコンサート」だなぁ…と痛感しましたが。
肝心の演奏ですが、ネマニャ・ラドゥロヴィチさんのヴァイオリンは、すごいの一言です。ちょっとワイルドな風貌の(24歳には見えない!)ラドゥロヴィチさん。躍動的で、「春」の嵐や雷鳴、稲妻の速い部分でも技が冴えていて、とても楽しそうにヴァイオリンを奏でています。長い髪を振り乱して、長身の体を大きく動かして弾く姿には目を奪われましたshine
指揮者のカントロフさんは素敵なおじさま。名ヴァイオリニストでもあります。ヴァイオリンを弾いているところも観てみたいなぁ、と思います。そしてヴァルソヴィアは、良い演奏だけに、ホールAが大きすぎるのが残念。ヴァイオリン協奏曲と言っても、「四季」はチャイコフスキーやメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とは編成が違うし…。

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↑今日の主役たち(「今日は皆さんのためのコンサートです」by石丸さん)の愛車(=ベビーカー)がずらり!

リューベック広場(地下2階展示ホール)に行ってみると、千代田区立和泉小学校イズミノーツの子供たちがビッグバンドジャズを演奏中でした。指揮は先生なのですが、曲紹介も子供たちがきちんとしていて好印象。何より、小学生とは思えないswingぶりに感心しちゃいましたgood

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その後、ブランデンブルク広場(地上広場)に戻り、ミュージック・キオスクでの「だるま屋」のパフォーマンスを楽しみました。ヴォーカル&打楽器のユニットで、岸川恭子さんのパワフルな歌声を聴いていると、こちらも元気になりますdash

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だるま屋のパフォーマンスの後は、LFJの顔・巨匠コルボの公演です。
この公演は、本当はT嬢と聴くはずだったのですが、残念なことにT嬢は昨日から風邪気味らしく、今年のLFJは不参加になってしまいました(早く治してね!)。

312
12:15-13:00
シルヴィ・ヴェルメイユ(ソプラノ)
ヴァレリー・ボナール(アルト)
ジャッキー・カアン(アルト)
マティアス・ロイサー(テノール)
ファブリス・エヨーズ(バリトン)
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

J.S.バッハ:カンタータ「イエスよ、わが魂を」BWV78よりデュエット、コラール
J.S.バッハ:ミサ曲ト短調BWV235

プログラムにはミサ曲が先に書かれていたのですが、カンタータが先に歌われました。第2曲のデュエットが可愛らしい音楽で、聴いていて楽しかったです。オペラに出てくるコミカルな場面の曲みたいでした。
ミサ曲では、ローザンヌ声楽アンサンブルのコーラスにホント癒されました。以前、クラシック・ソムリエの田中さんが「LFJに来るだけで癒される」とおっしゃっていましたが、中でもローザンヌのハーモニーが一番の癒しのような気がします。最後の「アーメン」のフレーズが終わっても、拍手が済んで客電が点いても、まだ余韻に浸って座っていたかったです。合唱の神様コルボの指揮+ローザンヌ声楽アンサンブルのハーモニーは、一昨年フォーレの「レクイエム」を聴いて以来、欠かせないものになっています。
今年からこのホールAには舞台両脇にスクリーンが設置され、指揮者やソリストが映し出されていますが、コルボさん、去年のLFJのときよりお元気そうでした。この312以外の公演では、「マタイ受難曲」「ミサ曲 ロ短調」といった大作を振るくらいですから、当然かもしれませんが。
その「マタイ受難曲」は今夜の、というか今年のLFJのホールA最終公演なのですが、チケットを取りませんでした。長時間だし時間も遅いし、受難曲という言葉からとても難しいものを想像してしまって…。後から新約聖書「マタイによる福音書」のキリストの受難を題材にしていると知りました。祭司長たちの合議、香油を注ぐベタニアの女、ユダの裏切り、晩餐、ゲッセマネ…、是非聴いてみたかったなぁ、と後悔しきりです。

私が合唱の神様率いる歌声にやられている頃、Rちゃんが来場。312の公演が終わるのをミュージック・キオスクの前で待っていてくれました。
2人揃ったところで、まずはお昼ご飯。もちろんネオ屋台村です。私はグリルトウキョウ(写真左)のグリルチキンのオーバーライス(写真中)にしました。Rちゃんのタコライス(写真右)もおいしそう!

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14:40からは、再びミュージック・キオスクで、「アウラ」のパフォーマンスを楽しみました。アウラは、クラシック曲にイタリア語やドイツ語の歌詞をつけて歌う女性アカペラグループ。若くて綺麗な5人の女性たちが、リハーサルから魅せてくれました。新しいCDに収録されているという「トッカータとフーガ」が良かったです。

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その後、ガラス棟7階へ上がり、「エリック・フォントノー展『バッハの街』~針で描いた真っ白な地図~」を見ました。
エリック・フォントノーさんは、既成概念にとらわれないユニークな表現方法やコンセプトによって、世界的に注目されているナント在住のアーティストだそうです。
バッハの年代記や、肖像画などが展示されているのですが、その表現方法が、真っ白な紙に白い針を刺す、というもの!裏側から刺しているので、表面が凸となっていて、凸が集まって字や絵になっており、なんだか点字みたいです。触ってはいけないのですが、触ってみたくなりました。刺し方の強弱によって、凸の表情が違うのには驚かされますwobbly

6階では、キッズ・プログラムに参加した子供たちが、教会でオルガンを弾いたり、教会の音楽を作る仕事をしていたバッハにちなんで、「バッハ教会」を作っていました。ダンボールに絵を描いた屋根瓦(?)や、ペットボトルのラベルを貼ったステンドグラスが可愛らしかったです。エコな教会なんですねbell

その後は、リューベック広場のフォトギャラリーを眺めたり、バッハコーヒーハウスで帝国ホテルのコーヒーを飲んだりして、次の公演の時間までのんびりしました。

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私とRちゃんにとって、今年のLFJを締めくくる公演となったのは、ルネ・マルタンさんイチオシのアーティストが揃ったこの公演でした。

314(ホールA:アイゼナハ)17:15-18:15
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)
パヴェル・シュポルツル(ヴァイオリンⅠ)
ヤクブ・ハウファ(ヴァイオリンⅡ、シンフォニア・ヴァルソヴィアコンサートマスター)
ファニー・クラマジラン(ヴァイオリンⅢ)
南紫音(ヴァイオリンⅣ)
リディヤ・ビジャーク(ピアノ)
サンヤ・ビジャーク(ピアノ)
クレール・デゼール(ピアノ)
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)

ヴィヴァルディ:「四季」作品8より「春」
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調作品3-10
J.S.バッハ:4台のピアノのための協奏曲イ短調BWV1065

プログラム変更があって、上記の内容になりました。元々のプログラムには「春」は無く、「4つのヴァイオリン…」のヴァイオリンメンバーにラドゥロヴィチさんも入っていたのです。
変更を知らずに着席したので、ヴァルソヴィアの皆さん、カントロフさんに続いていきなりラドゥロヴィチさんが一人で登場し、「春」を弾き始めたのにはビックリ!
本日2回目の「春」、そして続いて始まった「管弦楽…」を聴きながら、私の頭の中はフル回転していましたtyphoon
今「管弦楽…」は予定通り演奏されているし、舞台上にピアノが4台あるのだから「4台のピアノの…」はこの後やるはず。でも、ラドゥロヴィチさんが一人で「春」を弾いたということは、時間的にも「4つのヴァイオリンの…」はやらないに違いない!
そう勝手に結論づけてしまうと何だか気が抜けて、「管弦楽…」2曲目の「エール」の美しいメロディーを聴いているうちに睡魔に襲われてしまいました(Rちゃんにはばれていたと思うけど)。その「エール」は、ヴァイオリン用編曲が「G線上のアリア」として有名ですが、「管弦楽…」自体はトランペットやティンパニも加わっているので、華やかなおめでたい雰囲気です。そのトランペットが音を外していた気もしますが。
さて、「管弦楽…」が終わり、次はピアノだと思っていた私の目に飛び込んできたのは、ピアノが動かされる代わりに運ばれてきたヴァイオリン用の譜面台4つでした。そして、ファニー・クラマジランを始め4人のヴァイオリニストが登場!
半ば諦めていただけに、「4つのヴァイオリンの…」を聴くことが出来て、私のテンションは急上昇up初めて聴く曲でしたが、弦楽器が好きな私には、ヴァイオリニストが4人並んで弾いているだけでもお腹いっぱいといった感じです。シュポルツルさんの青いヴァイオリンをこの目で見られたことも嬉しくて(めっちゃ青だった!!)。シュポルツルさん、服装もラフで異端児風だけれど、演奏は奇を衒ったものではなく、正統派です。終演後に誰だったのかが判明した“5人目のヴァイオリニスト”ヤクブ・ハウファさん(シンフォニア・ヴァルソヴィアコンサートマスター)の演奏も、控えめな(?)態度も素敵でした。
「4つのヴァイオリンの…」をバッハが編曲したのが「4台のチェンバロ(ピアノ)のための協奏曲BWV1065」です。ヴァイオリニストが並んで弾いているのもすごかったけれど、4台のグランドピアノが並び、噂のビジン姉妹もといビジャーク姉妹、デゼールさん、ケフェレックさんの美女4人がピアノを弾く様は圧巻!スクリーンに映し出された、鍵盤を駆ける8本の手の映像には圧倒されました。この曲、ナントでは“生演奏の翌日CD化”されていたようです。日本では買えないのかしら。
それにしても、この急なプログラム変更(結果的に予定時間より10分くらい長くなった)は何故だったのでしょう。ラドゥロヴィチさん、今朝の公演で、子どもが騒いだり、楽章と楽章の間で拍手が起こったりしたのが嫌で、もう1回ちゃんと演奏したかったのかなぁ?

314の終演後、リューベック広場では、18:30から、マルタンさんと分子生物学者・福岡伸一さんの対談が行なわれていました(この2人何だか似てる…)。
少し聞いていたのですが、私たちには福岡さんの遺伝子などのお話はあまりに難しすぎたので、バッハ市場でT嬢へのお土産などの買物をすることに。

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買いたかった公式CDが昨日の夕方の時点で売り切れで、個人的には正直ちょっと不完全燃焼ではありますが、雨が本降りになってきたので、会場を後にしましたweep

先ほどの対談で語られていたわけではないのですが、来年のテーマは生誕200周年を迎えるショパンだそうです。ショパンのピアノ曲はもちろん、ショパンの同時代の作曲家やショパンに影響を与えた作曲家(リスト、メンデルスゾーン、アルカン、モシェレス、フィールド、パガニーニ、ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティ)も取り上げられるとのことで、ショパンはもちろん、リスト、メンデルスゾーン、パガニーニが個人的には楽しみlovely
でも、一体いつになったらブラームスをやってくれるのぉ~sign02

Rちゃん、今日は半日お疲れ様でした。また来年も是非ご一緒にheart02
T嬢、そして、まだLFJを体験していないお友達の皆さん、来年は是非ご一緒にheart02

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2009年5月 1日 (金)

のだめワールド

マンガ『のだめカンタービレ』の展覧会「のだめカンタービレ♪ワールド」が、丸ビルホールで開催中です。
29日にエリアコンサートをはしごしているときに、Qさんと「行ってみよう」という話になったのですが、翌30日からでしたcoldsweats01で、今日行ってきました。

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二ノ宮知子さんの「Kiss」連載再開(産休でお休みされていました)を記念した初の本格的な展覧会。
入口ではマングースが迎えてくれ、中に入ると、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」や、ブラームスの「交響曲第1番」など、おなじみの曲が流れていました。モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」は、正しいバージョンと2小節で間違えるバージョンの両方が使われています。

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私が一番楽しみだったのはゴミが散乱したのだめの部屋の再現。ドラマでは結構なゴミ溜めっぷりだったので、かなり期待していたのですが…。思ったよりきれいな部屋でした。足の踏み場もちゃんとあったし。
のだめが「マラドーナ・ピアノ・コンクール」のときに着た“風と共に去りぬ”ドレスも再現されていましたが、こちらも、マンガのより安っぽく見えたのが残念でした。

メインの展示であるコミックスの表紙や扉絵などのイラスト約70点は、1枚1枚じっくり見ました。扉絵は、物語中よりも大胆な(ラブラブな)千秋とのだめの姿が見られるので、大好きです。
また、マンガのシーンとあわせて、パリの取材写真(二ノ宮さんが撮影)や、マンガのネームが展示されていたのには見入ってしまいました。

最後の映像コーナーでは、ドラマのダイジェスト映像が流れていたり、ドラマで使われた公演ポスターや千秋の卒業証書などが飾られています。
映画版2作品が今年の冬と来年の春に公開になるんですよね。早く観たーい!

*おまけ*
丸ビルに寄ると言ったら、母と妹に買ってきてと頼まれたのがこちら。

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俳優・成宮寛貴さんがプロデュースした「蒸匠 京都六角高倉東入ル」の「成宮ロール」。北海道産小豆の入ったクリームと、隠し味のベリーソースが美味でした。

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2009年4月29日 (水)

エリアコンサート♪

よみうりホールでの映画の後は、昨日から始まった「ラ・フォル・ジュルネ エリアコンサート」をハシゴして楽しみました。

まずは、13:00から、新丸ビル3階アトリウムでのオーボエとピアノのコンサート。

荒絵理子(ob)
石川悠子(pf)
大島ミチル/風笛―あすかのテーマ
J.S.バッハ/オーボエ(フルート)・ソナタBWV1031より第2楽章シシリアーノ
プッチーニ/歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
ピアソラ/リベルタンゴ
サン=サーンス/オーボエ・ソナタ 第1楽章、第3楽章

リハーサル中から最前列で見せて頂きました。ドレス姿の美しいお二人。荒さんは宮本文昭さんのお弟子さんだそうです。「風笛」には癒されました。「リベルタンゴ」の激しい演奏も印象的。

丸ビル1階マルキューブに移動し、続いてはピアノのコンサート。

星子知美(p)
J.S.バッハ=ブゾーニ/シャコンヌ
リスト/エステ荘の噴水
リスト/ラ・カンパネラ

「エステ荘の噴水」は初めて聴きましたが、流麗な美しい曲ですね。「ラ・カンパネラ」も素敵でした。

最後は、新丸ビル1階パサージュ入口を通りかかったときにちょうどやっていた弦楽カルテット。

弦詩人
モンティ/チャルダッシュ
葉加瀬太郎/情熱大陸

モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や「トルコ行進曲」、J.S.バッハ「ドッペルコンツェルト BWV1043」も演奏されていたようですが、途中から聴いたので、聴けたのはこの2曲だけでした。4人の息の合った演奏がとても楽しくて、お客さんもみんな笑顔になっていました♪

下の写真は、丸ビル1階マルキューブでのコンサートの様子です。
オルガンがあるということは、東京国際フォーラムでは実現しなかった「トッカータとフーガ」とか「小フーガ ト短調」が聴けるのかも?
私が写真を撮っている横で、Qさんがさらりと絵にしていたことにも感動しちゃいました。

20090429

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