おつとめ女子応援セミナー
club Nikkey主催のセミナー「おつとめ女子応援セミナー『自分らしく、ワタシらしく働く!』」が明治記念館で行われ、日経WOMAN読者招待で当選したので、T嬢を誘って参加してきました。
会場は2階の富士の間。7月の「シティOL夏祭り」のメイン会場だったところで、そのときも今日もOLさんでいっぱいでしたが、当然のことながら全く雰囲気が違います。何しろ夏はここで、にしおかすみことクールポコを見て笑っていたのですから。
セミナー開始前に、club Nikkey事務局の方の挨拶とclub Nikkeyの紹介がありました。club Nikkeyは日経新聞の女性読者のための会員組織です。自宅で日経を購読しているT嬢には入会資格があるのかと思いきや、本人名義か配偶者名義じゃないと入会できないとのこと。パラサイトシングルには厳しいんですね…。
第1部は対談“ピンチをチャンスに変えたワタシ達”。
ゲストは石渡美奈さん(ホッピービバレッジ株式会社副社長)、明石由紀子さん(三井不動産・東京ミッドタウンプロジェクト担当)、コーディネーターは元日経WOMAN編集長の野村浩子さん(日本経済新聞社編集委員)です。
石渡さんは祖父、父と続くホッピービバレッジの箱入り娘として生まれ、大学を出て就職したのもあくまで婿探しのためだったと言います。が、結婚生活が続かず、広告代理店でアルバイトをしていたそうです。その広告の仕事に本腰を入れ始めたとき、仕事に対する姿勢が変わったことで、アルバイトながらクライアントを持たせてもらえたのです。そこで仕事って面白いんだということに気づいた石渡さんは、改めて家業のホッピーを見直し、三代目としてやっていこうと思ったそうですが、それまで以上に困難な道が待っていたのは言うまでもありません。赤坂生まれのお嬢様でありながら、チャキチャキの江戸っ子風な石渡さん。語られているのは苦労話なのに面白かったです。石渡さんが出された本『社長が変われば会社は変わる!』をぜひ読みたいと思いました。
一方の明石さんは、商業施設をやりたい、エリアの人々の流れを変えたいという思いから三井不動産に入社。最初はマンションやリートに携わっていたのですが、その時その時の仕事で成果を出しつつ、商業に行きたいと常々言っていたのだそうです。そしてミッドタウン担当に就き、テナントの選定や交渉などをされました。中でも、ハリー・ウィンストンとの交渉が難しかったそうです。おつとめ女子としては会社員の明石さんのお話のほうが参考になると思ったのですが、ミッドタウンに行ったことがまだないので(ミーハーな私にしては珍しいことですが)、テナントに何があるのか分からず、あまり身を入れて聞けませんでした。
お二人の経歴は対照的ですが、共通していたのは、「こうしたいと言っていると周りの人も動いてくれる、働きかけてくれる」ということでした。もちろん仕事への姿勢が変わったり、与えられた仕事を頑張っていたりということが必要です。残念ながら、私の勤務先では、頑張っても上司はなかなか動いてくれそうもないし、働いている私たちの意向とは全く逆の方向に(区の方針なので仕方ないけれど)進んでいるのですが…。
また、「跡取り娘の石渡さんだから、優秀な明石さんだから出来たんでしょ」と思いがちですが、天気のよい休日の今日、ここに来ただけで、全員が一歩を踏み出しているのだということを強調されていました。肝心なのは、身近な人を目標にすること、今の自分に出来る簡単なことを実行すること、自分の好きなことややりたいことは何か、何のために今の苦労があるのかを考えることだとアドバイスがありました。私は…とりあえず、今やっている点字図書・録音図書の所蔵目録の完成に向けて、書誌データの修正を頑張ろうと思います。
休憩中には1階「曙の間」にて抽選会がありました。残念ながら、私もT嬢も、最下位のE賞のニッキィグッズ3点セット(クリアファイル、ボールペン、付箋紙)でした。
広いお庭も散策しました。結婚式が何組も行なわれていたので、記念撮影の邪魔にならないように気をつけながら…。
第2部は、麓幸子さん(日経WOMAN編集長)による講演“ハッピーキャリアの新ルール”です。
まず、労働力不足やダイバーシティマネジメントの広がり、経営のグローバル化や市場の多様化、女性の購買決定権の広がりなどにより、「女性活用は経営戦略」と語るトップが増えてきている、というお話があり、その後、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008」総合1位に選ばれた野尻知里さん(テルモ執行役員、テルモハート社社長。世界初の技術を使った補助人工心臓「デュラハート」を発売されています)の紹介VTRを見ました。
野尻さんのような凄い経歴の方でも、大学に一度入った後、医学部に再入学していたり、医師になってからも患者を必ずしも救えない辛さなどを経験されてきたりと、キャリアチャートが下り坂で落ち込んだ時期があったんだと、ちょっと安心してしまいます。落ち込み期からずっと立ち上がれないのはいけませんけど、第1部の対談テーマの通り、やはり人生落ちたときは上に上がるチャンスなんですね。
講演の資料の中に白紙のキャリアチャートがあり、家に帰ったら各自描いてみて、とのことでした。キャリアチャートを描くと、どんな仕事をしたときに幸せだったか、自分なりのキャリアの教訓がわかり、自分のキャリアを俯瞰することも出来ます。また、今後の命題も見えてくるのです。将来のことを考えているので、私もやってみようと思います。キャリアチャートには20歳から85歳くらいまでが記入できるようになっており、私など数年分しか描けません。社会人人生まだまだこれから、ですね。この先描く私のキャリアチャートは、一体どうなっていくんでしょう?
それから、自分の職場を働きやすくするにはどうしたらいいか、チャンスを掴むにはどうしたらいいか、ハッピーキャリアで大事なことは何かというお話がありました。
やはりここでも、女性も昇進したりやりがいのある仕事をしたいんだという言葉がけや、「今ここにある仕事」がチャンスを運ぶ、20代は焦らずくさらずコツコツ働き、目の前にいる人の信頼をまず勝ち取ることが大事だというお話でした。経営者マインドを持って、雑用も会社には必要な重要業務だと思って働くのです。
そしてハッピーキャリアを築くためには、仕事に求めるものの優先順位をつけ、他人の評価ではなく自分の幸福感を大切にすることが必要で、仕事も私生活も自分らしくハッピーでいるためには、バリバリ稼ぐ男らしいトラ男ではなく、家事育児にも積極的なヤギ男こそ最良のパートナーだというお話で講演は終わりました。
セミナー終了後、せっかくなのでラウンジ「キンケイ」でお茶を…。結婚式帰りの女性もいて華やかな雰囲気の中、ちょっとリッチな気分を味わいました。
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