カテゴリー「ミュージカルを学ぶ」の10件の記事

2007年12月 1日 (土)

達人への道 4歩目

今日はミュージカル講座の最終日。

(授業の内容は後日まとめます…)

講座を受講したことで、ミュージカルを観る際に1場面1場面を深く味わえるようになった気がします。ミュージカルにミュージカルらしい場面が出てきたとき、今まではミュージカルだから当然と、その「ミュージカルらしさ」をちゃんと味わっていなかった気がするのです。お食事をして「うん、おいしい」って言うだけで、具とか素材とかをちゃんと食べていなかったようなものかも…。
春か夏にまた開講されたら、都合をつけてまた受講したいと思います(^-^)

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2007年11月24日 (土)

達人への道 3歩目

今日はミュージカル講座の3回目。

(授業の内容は後日まとめます…)

先週、先々週と雨が続きましたが、今日はやっと晴れてくれたので、旧京華小学校の校庭に出てみました。
で、生まれて初めて、校庭にいる二宮金次郎さんにお会いしました!戦後創立だからか、私の通った小学校にはいなかったのです。

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帰りに銀座の美容院へ寄って髪を切ったので、マリオンのファンタジーツリーと丸ビルのクリスマスツリーを見てきました☆

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2007年11月10日 (土)

達人への道 2歩目

今日はミュージカル講座の2回目です。
前回に引き続き今日もあいにくの雨。受講者の中に雨男雨女がいるのかな?

今回のテーマは、ミュージカルと社会、歴史の関わりについてです。
すべての芸術は社会と無関係ではない、ミュージカルもまた然り。というわけで、ミュージカル・コメディとして誕生したミュージカルも、観客の成熟につれて作品自体も成熟していき、1927年には名作『ショー・ボート』が作られたのでした。授業では、1951年の映画版を観ました(DVD買ったのにまだ観てないや…)。

1930年代は、1929年の「暗黒の木曜日(Black Thursday)」から始まった大恐慌の時代でした。そんな暗い世相を吹き飛ばしたいとばかりに登場したのがコール・ポーターの『エニシング・ゴーズ』。1934年のことです。私は観たことがないのですが、エニシング・ゴーズ、つまり何でもOKなコメディで、最後は皆ハッピーエンドになるそうです。この作品のほかにも、明るい気持ちになりたいという人々の思いが反映されたミュージカル・コメディがこの時代の主流でした。この傾向は、9.11から現在に至るまでのブロードウェイでも同様なのです…。

その後、第二次世界大戦が勃発しますが、アメリカ本土が全く被害を受けなかったこともあって、アメリカには国力に余裕がありました。何しろ映画の「風と共に去りぬ」が作れるくらいですから。ロジャーズ&ハマースタインの名作も、1943年の『オクラホマ!』に始まり1959年の『サウンド・オブ・ミュージック』まで、この時代に作られています。

1950年代に入り、移民が多くマンハッタンの西側の地域に流れ込んでくるようになりました。そこで生まれたのが『ウェストサイド物語』。1940年代に企画されたときはイーストサイド(リトルイタリーなどのあたり)を舞台に、イタリア系の娘とユダヤ系の青年のロマンスを描こうとしたそうですが、1950年代にウェストサイドのプエルトリコ移民が問題になったことから、プエルトリコからやってきたマリアとポーランド系のプアホワイトであるトニーの恋に変更されました。「トゥナイト」「アメリカ」など名曲は多々ありますが、大切なのは「サムウェア」。そんな世界がいつか実現するようにしていかなければならないというこの作品のメッセージを物語っているのです。そして最後にジュリエットと違って一人生き残るマリアはその希望なのだということです。
人種の問題といえば、『屋根の上のヴァイオリン弾き』も、日本ではファミリードラマ調ですが(もちろんその側面もありますが)、ユダヤ人の悲劇を描いた作品です。映画版を流しながら、先生が「テヴィエはゼロ・モステルで、この人はBWのオリジナルキャストなんですよ」と説明されたのですが、映画版の主演はトポルですよね?トポルもBWで主演していますけどね。

1960年代から70年代半ばまでは、ヴェトナム戦争の影響でアメリカは暗黒の時代を迎えます。1930年代と同じように暗さから逃げる明るい作品が作られもしましたが、正面から見据えた作品も生まれました。
第二次大戦前夜の狂乱を描いた『キャバレー』(1966)、まさにヴェトナム戦争がテーマの『ヘアー』(1972)、ヴェトナム戦争後の混沌とした世相を反映した『シカゴ』(1975)、同じ年に作られ、名曲「ワン」で「ひとりひとりがかけがえのないONEなのだ」「今を一所懸命生きることが大事なのだ」というメッセージを送り続ける『コーラスライン』…。
授業ではサム・メンデス演出の再演版『キャバレー』と、映画版「ヘアー」を観ました。このあたりで授業終了時刻を大幅に過ぎてしまったのが残念でしたが、私、映画版も舞台版も観たことがないのにサントラを持っているくらい、『ヘアー』のテーマ曲「アクエリアス」「レット・ザ・サンシャイン・イン」が好きなので、さわりだけでしたが「ヘアー」が観られて、とても嬉しかったです。

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2007年10月27日 (土)

達人への道 1歩目

今日から12/1まで隔週で、またミュージカル講座を受講します(出勤交代してくれた皆さん、どうもありがとうございます!)。

八丁堀キャンパスは、廃校になった小学校を再利用した「京華スクエア」にあり、校舎の3階に早稲田大学が入居しているという形になっています。
校舎はリノベーションされていてキレイだし、トイレなど私の記憶にある小学校の(花子さんのいそうな)トイレとは大違いなのですが、階段を上ったり廊下を歩いていると、あぁ小学校だなあ、と感じる瞬間がありました。校庭に出たり、歴史ある校舎を携帯で撮影したりしたかったのですが、あいにくの台風なので諦めて教室で授業開始を待ちました。

今日から始まる講座は「ミュージカルの達人」というタイトル。さすがに、夏の講座のときのようにミュージカルを観たことがないという人はいませんでした。
初回の今日は、musical=play+music+danceであるという夏の講座の復習の後、その3つが合わさることで場面がより魅力的になり、より多くの情報を伝えられるのだということを、舞台や映画の映像を観ながら学びました。

まずはおなじみ、映画「マイ・フェア・レディ」から「スペインの雨」。
「The rain in Spain stays mainly in the plain.」と発音できた喜びが、歌になりさらにダンスとなっていくこのシーン。前にも書いたとおり、ミュージカルの魅力が良く表現されているシーンですよね。

それから映画「王様と私」。「シャル・ウィ・ダンス」の名シーン。対立していたアンナと王様の気持ちが寄り添っていくところです。
決して男女間の恋愛ではなくて、もっと大きな人間同士の心の交流が描かれているのですが、私、何度観ても、王様がアンナの腰に手を回すところや、一通り踊り終えて息を切らしながらももう一度踊りだすまでの「間」にドキドキしてしまうのです。

続いては映画「サウンド・オブ・ミュージック」の「私のお気に入り」と「ドレミの歌」。
マリアが子供たちと仲良くなり、より結束していく様子が描かれています。この2曲が子供たちの心を掴むのに効果的だったというのはもちろんですが(もともとの舞台版ではこの2曲の順番が逆)、最初の「私のお気に入り」ではマリアの寝室で戯れるマリアと子供たち、そして「ドレミの歌」では屋外に飛び出し、ザルツブルグの美しい景色や街並みをバックに駆けまわり踊りまわる姿を描くロケ撮影によって、余すことなく伝わってくるのは映画ならではです。
観ているとザルツブルグに行きたくなってしまいました。行ったら必ず、子供たちのようにミラベル庭園のペガサス噴水の周りやバラのトンネル、階段で「ドレミの歌」を歌うぞ!!(旅の恥は掻き捨て)

最後は『レ・ミゼラブル』より「ワン・デイ・モア」。
One Day More、つまり明日という日に懸ける様々な人の想いがこの1曲に収斂され、同時に各々のキャラクターまで描き出してしまうのは歌のあるミュージカルならでは。先生の説明の後、もう一度観たので、2回も観られて嬉しい(^-^)
この映像は1987年トニー賞のパフォーマンス。パフォーマンスをやったのが授賞式のどの時間帯だったのか(どの賞が発表されていたのか)はわかりませんが、エポニーヌ役のフランシス・ラッフェルが賞を獲ったんだな(獲るんだろうな)ということが感じられる映像でした。

先々週に『キャッツ』と『ウィキッド』を観ているくせに、早く劇場に行ってミュージカルが観たい!と思いながら(その後に観た『三文オペラ』はミュージカルではないし、舞台の出来も何だかなぁ…だったし)、小学校を後にしました。

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2007年10月 3日 (水)

24年前の…

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このちょっと年季の入った大きいパンフレット「ミュージカルへの招待」は、同僚のTさんに貸して頂いたもの。1983年に、キリンがスポンサーについていたあるミュージカルの公演で配られたものなんだそうです。

でも、無料配布の割にはしっかりとしたつくりで、白黒とは言え写真も多いし、読み応えのある中身なのにビックリ。
「Roots of Musicals」、「History of Musicals」ではミュージカルの歴史が紹介され、「Musicals in Hollywood」ではミュージカル映画のお話。日本のミュージカル事情は「Musicals in Japan ブロードウェイを夢見て」。さらには海外や日本のミュージカル俳優の紹介も載っていて…(久野綾希子さん、野村玲子さん、前田美波里さん、みなさんお若い!野村さんなんて21歳ですもん)。さらにはブロードウェイの劇場紹介まであって、本屋さんで売っているミュージカル紹介本と同じくらいの充実度。大企業はすごい!!(Tさんにお返しする前に沢山コピーしちゃいました)
映画の「ウエストサイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック」を多感な時期に見た世代が、お金を自由に使える年頃になったのが1980年代だと思うので、そんなことも関係しているのかもしれませんね。

前年にブロードウェイで始まった『キャッツ』の日本初演がこの1983年で、この後の『レ・ミゼラブル』、『オペラ座の怪人』などと共に日本でも繰り返し上演されるようになります。
日本でも有名なこれらの作品が初演された1980年代は、ミュージカル年表では輝かしい時代ではありますが、どれもロンドン産のミュージカル。
この冊子の作成時期以降、ブロードウェイがリバイバル中心の低迷期に入り、ロンドン・ミュージカルに侵食され、ブロードウェイ・ミュージカルの復活は1990年代に入るまでお預けだったことを知っている24年後の私は、この冊子を読みながら、何だか感慨深い気持ちになったのでした。

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2007年9月10日 (月)

講義千秋楽

お昼ご飯でお腹いっぱいになったので、食後の運動を兼ねてキャンパスを散策してから教室に向かいました。9月に入って、キャンパスにいる学生が増えたような気がします。

さて、今日の授業は舞台で言えば千秋楽。
授業は、前回のオスカー・ハマースタイン2世&リチャード・ロジャースのミュージカルについての続きから。彼らのミュージカルでは2つの世界のぶつかり合い、価値観の違いと融合がテーマになることが多いというお話でした。一番わかりやすいのが『王様と私』。東洋(王様)と西洋(アンナ)のぶつかり合いと、それを超えての理解が描かれていますよね。『サウンド・オブ・ミュージック』でも、マリアと大佐は全く違った価値観を持っていましたし、私は観ていないのですが、『南太平洋』でも、フランス人農園主とアメリカ従軍看護婦、地元の娘とアメリカ兵の、人種の違う恋が描かれている(片方は悲恋になるらしい)そうです。

続いては、これも名作、日本のミュージカル史上においても重要な『マイ・フェア・レディ』です。
原作はバーナード・ショーの『ピグマリオン』ですが、この作品も秋からブロードウェイで上演されます。ヒロインのイライザ役にはこれが(意外にも)ブロードウェイ・デビューになるクレア・デーンズ。『アイ・アム・マイ・オウン・ワイフ』のジェファーソン・メイズがヒギンズ、ピッカリング大佐には『コンタクト』のボイド・ゲインズが出演するようです。
映画版「マイ・フェア・レディ」で取り上げられたのは「スペインの雨」の場面。コックニー訛りで[ei]の音を[ai]と言ってしまうイライザが特訓の結果、ついに「The rain in Spain stays mainly in the plain.」とキチンと発音でき、ヒギンズ、ピッカリング大佐と共に気持ちの高揚から歌になりさらにダンスとなっていくこのシーン。ミュージカルらしさ、ミュージカルの魅力が良く表現されているシーンです。
90年代にウェストエンドで上演された時には、先週の『アニーよ、銃を取れ』と同様、ラストシーンのスリッパのくだりで時代に合わせた演出の変更(トレヴァー・ナン演出)があったそうです。

そして、劇団四季での公演も始まったばかりの『ウェストサイド物語』。
ジョージ・チャキリスの映画版を観ました。「Jets Ballet」は何度観ても素晴らしいですし、“Tonight”というキーワードで、ジェット団、シャーク団、マリア、トニー、アニタの思いが一つに収斂されていく「五重唱」もミュージカルの名シーン。
四季公演をRちゃん、kちゃん、T嬢と来週観に行くので、映画版を観ているとワクワク感がどんどん高まっていきます。楽しみでしかたないのですが、先生は当然初日に観に行ったそうです(この作品の映画が先生のナンバー1ミュージカル映画なのだそう)。この作品を上演する時はジェローム・ロビンズの振付をきちんと再現しなければならず、上演するとなるとお弟子さん筋の振付家がその国へ行くのだそうです。出演者は大変でしょうが、観客には嬉しいことです。

同じくジェローム・ロビンズ振付の『屋根の上のヴァイオリン弾き』。
なんと森繁久弥主演の昭和57年の帝劇公演の映像を観ました。当たり前ですが、森繁が若い!69歳の頃の映像ですが、70歳近いとは思えない若さ。お宝映像です。

そして、『ウェストサイド物語』で作詞家デビューをしたスティーブン・ソンドハイムの『イントゥ・ザ・ウッズ』。こちらもお宝映像で、私の好きなバーナデット・ピーターズ主演のもの!先生が「この女優さんはブロードウェイで一番人気の女優さんなんですね」と説明をされましたが、観ていたのは第一幕の冒頭、魔女が若返る前のシーン。醜い姿からはバーナデット・ピーターズの年齢不詳のキュートさ(と言っても、当時の彼女は30代ですが。でも、50代の今でも若々しいですよね)が全く窺えず、バーナデット・ピーターズを知らない人には何で人気なのかわからなかったんじゃないでしょうか。バーナデット以外ではジョアナ・グリーソン(パン屋の妻)、バーバラ・ブリン(ジャックの母)、ダニエル・ファーランド(赤ずきんちゃん)ら女性陣が印象的でした。

最後は映画版「オペラ座の怪人」を観ましたが、時間が大幅に超過してしまいました。たった3回の講座だったので物足りず、もっとじっくり話を聞きたかったです。
今まで受けてきたミュージカル講座では主に今やっている作品、これから上演される作品の話題がメインでしたが、今回の講座ではミュージカルの歴史や名作と言われる作品の特徴などを学びました。ミュージカルは華やかで楽しい舞台芸術ですが、こういうことを学んでおくとより理解が深まるのかもしれません。また、オスカー・ハマースタイン2世&リチャード・ロジャースの“励ましのナンバー”について、先週の授業後にミュージカルの本で自主的に調べたことから、名作の特徴などをもっと学んでいきたいな、という気になりました。先生の第二文学部での授業を聴講したいと思ったくらいです。
来月以降にも、オープンカレッジで同じ先生の講座があるけれど、出勤と重なっているので受講はちょっと難しい…。気分的には仕事よりミュージカルなんだけどなぁ。誰か土曜の出勤、私と変わって~!(>人<)

ところで、授業後、早稲田大学中央図書館に行きました。エクステンションセンターの会員は館内利用が可能なのです。

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↑入口に書かれているラテン語は、「QUAE SIT SAPIENTIA DISCE LEGENDO(知恵の何たるかを読むことによって学べ)」というカトーの言葉。

早稲田大学中央図書館は地上4階、地下2階からなり、蔵書250万冊を誇る国内でも有数の図書館。中央図書館のほかに4つのキャンパス図書館(高田早苗記念研究図書館、戸山図書館、理工学図書館、所沢図書館)や、学生図書室、教員図書室など、数々の図書館・図書室もあるのですから、早稲田の持つ“知”の量は、まさに膨大。「どんだけー」と言った感じです。うちの区の区立図書館全体でさえ100万冊もないのに…。

入口で会員証を提示して受け取った入館証を、ゲートに通し入館。
私は学部学生を対象とした2階の一般図書コーナーと参考図書コーナーを利用しましたが、書架や閲覧席など、館内は木目調ので落ち着いた雰囲気。夏休み期間なので空いていて、静かに調べ物や読書に打ち込めました。
書架に並んでいる本が若干古めという印象を受けたことと、公共図書館と違って本にブッカーが掛かっていないので、本の背や花ぎれの部分が傷んでいるのが残念ではありましたが(あと、文庫と新書に請求記号ラベルがついておらず、その文庫や新書の通し番号で並べてあることにビックリ)、館内には、グループ閲覧室や対面朗読室もあり、無線LANによるPC接続サービスも提供しているなど、1大学の図書館とは思えない充実ぶりには圧倒されました。
広々とした閲覧スペースは居心地が良く、こんな環境で勉強できる学生さんは羨ましいなぁ、と思いながら、図書館を後にしました。

それにしても、大学図書館の本ってブッカーが掛けられていないものでしたっけ?自分の大学図書館の本がどうだったかも覚えていないので、同級生の皆さん、誰か覚えていたら教えてください。

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2007年9月 3日 (月)

大学生活2日め

先週の月曜が休講だったため2週間ぶりの早稲田。
今日は授業前にあまり時間がなかったので、駅から大学に行く途中に、私の青春の味「サブウェイ」でランチにしましたが、いざキャンパスに向かったら、思ったよりも早く着いてしまいました。それで演劇博物館に行ってみたのですが、今月いっぱい夏季休館…。演劇の授業で来ているのに、演博に行けないなんて!

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授業が始まって、出欠の前に先生が受講生に質問。「この夏に何かミュージカルを観た方いる?」
誰も観ていないことはないと思うのですが、何故か誰も答えないので、私は手を挙げて「『レ・ミゼラブル』と『ジーザス・クライスト・スーパースター』を観ました」と言い、先生と『レ・ミゼラブル』は複数キャスト狙いだと話したりしましたが、授業後、『ヘアスプレー』も観たことを思い出し、凹みました(*_*)この夏に観た唯一のブロードウェイ・ミュージカルだったのに…。しかも観た後のハッピー度はピカイチだったのに…。何で思い出さなかったんでしょう。来日公演にまで足を運ぶミュージカルファンだとアピールしたかったなあ。ま、アピールしたところで、どうなるわけでもないけれど。

先週の授業後に「ショウ・ボート」のDVDを買ったのに、観られないまま今日の授業を迎えてしまいました。先週観た部分(粋な賭博師ゲイロードと座長の娘マグノリアが恋に落ちる)だけだと“Boy meets Girl”モノっぽかった『ショー・ボート』ですが、マグノリアが生活力のないゲイロードと別れたり、一座の主演女優ジュリーへの人種差別があったりと、シリアスで画期的な作品。ミュージカル史上大変重要な作品で、先生曰く、これを観ていないとミュージカルを知っているとは言えないそうなので、絶対観ようと思います!!

今日の講義では、まず映画版の「キス・ミー、ケイト」「アニーよ、銃を取れ」を、少しずつ観ました。どちらの作品も、私はきちんと観たことがないのにCDだけは聴いており、コール・ポーターやアーヴィング・バーリンの素敵な音楽に魅せられていたので、今日の講義を聞くまであまり気にしていなかったのですが、この2作品、女性観客から観ると、いや女性でなくても、かなり納得のいかないラストなのです。フェミニズムを唱える人が観たら文句が出そう。
でも、その、納得のいかない(いきなり貞淑になったり、自分のほうが銃がうまいのに好きな男を立ててわざと負ける)ヒロインを演じた女優さんが魅力的なので、まあいいか、とも思ってしまいます。特にアニー役のベティ・ハットン、いかにも山育ちという感じでいいですね。
『キス・ミー…』では、ヒロイン・リリーを演じるキャスリン・グレイソンが美しいソプラノを聴かせ、ダンサー役のアン・ミラーも男性ダンサー3人(そのうちの1人は若き頃のボブ・フォッシー!食いついて観てしまいました)と歌い踊る「Tom, Dick or Harry」が素晴らしい!あと、女優さんではないですが、ギャング役の2人が歌う「Brush Up Your Shakespeare」も滑稽です。
映画版の「ショウ・ボート」のゲイロード、「キス・ミー、ケイト」のフレッド・グラハム、「アニーよ、銃を取れ」のフランク・バトラーを演じているのがハワード・キール、「ショウ・ボート」のマグノリア、「キス・ミー、ケイト」のリリーを演じているのはキャスリン・グレイソン。この時代のミュージカル映画を代表する役者たちなんですね。

その後、ブロードウェイ・ミュージカルと言ったらこの2人、オスカー・ハマースタイン2世&リチャード・ロジャースのコンビに話は移り、まず『オクラホマ!』。ヒュー・ジャックマン主演の舞台映像を観ました。「Oh, What a Beautiful Morning」から「The Surrey with the Fringe on Top」の場面で、ローリーの衣装が赤いチェックのシャツにデニムというのが牧場の娘らしいです。宝塚バージョンではずっとスカートでしたから。
そして、映画版「サウンド・オブ・ミュージック」も観ました。大好きなジュリー・アンドリュース!
でも今日の授業で語られたのは修道院長の歌う「Climb Every Mountain」。夢を見つけるまですべての山に登り、すべての川を渡れ、という歌詞のこのナンバー。先生曰く、オスカー・ハマースタイン2世&リチャード・ロジャースのミュージカルには、この曲のような励ましのナンバーが入っているとのこと。
そこで、私、授業後にミュージカルの本をめくって、他にはどんな曲があるか探してみました。『回転木馬』の「You'll Never Walk Alone」、『王様と私』の「I Whistle a Happy Tune」もそうですよね。

ところで、今日の講義で印象に残ったのは、ミュージカルは受身で観ては楽しめないというお話。確かに私自身、時々受身で観てしまうときがあります。せっかく高いお金を払って観に行っているのに、それじゃいけませんね。心して観劇しようと改めて思いました。

授業後、受講生専用のラウンジで、一休みしてから校舎を出ました。この写真ではたまたま誰も写っていませんが、お昼過ぎに行くと何人もの受講生が休憩したり予習復習したりしています。他の授業を受けている方とも一緒になるので、勉強熱心な姿勢に大いに刺激を受けることが多いです。

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2007年8月20日 (月)

大学生活スタート!

大学生活なんて言えないほど短期間ですが、今日から9月初めまで週一で早稲田大学の学生になります。受講するのはエクステンションセンターの「ミュージカル」の講座で、先生は演劇・映画評論家の萩尾瞳さんです。

午後から授業なので、まずは「ユニ・カフェ125」でランチ(早稲田大学は今年の10/21で創立125年を迎えます)。レッドカレーのセットを食べました。サラダとドリンクがつき、880円です。学食としては高めかな?胃には刺激はいけないのだけど、お腹が空いていたのでペロッと食べてしまいました。案の定、また胃が痛みだし…。おいしいカレーでしたが、女子大生らしくベーグルのセットにすればよかったかな(^^;

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まだ時間があるので、大隈さんにご挨拶したり、生協で早稲田グッズや本を買ったりしました。

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エクステンションセンターの建物は大隈講堂の先にあります。少し早めに行き、受付を済ませてラウンジで一休み。

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授業開始15分前に教室に入ると、思ったより生徒の年齢層が高いのでビックリ。ミュージカルの舞台を1回しか観ていない(何を観たかも忘れた)という人もいました。小藤田千栄子さん、石原隆司さんが先生だった池袋コミュニティカレッジの講座の、生徒が舞台を観まくっていた熱さとは、また違った雰囲気で新鮮です。
今日は初回なので先生が名前を呼んで出席を取りましたが、それとは別に「出席カード」も久々に書きました。大学らしくて懐かしい!何だか嬉しくなります。

今日の授業では、まずミュージカルとは何なのか、そしてミュージカルの歴史を『ショー・ボート』『ポーギーとベス』あたりまで、昨年の内野聖陽主演『ベガーズ・オペラ』やトレヴァー・ナン演出『ポーギーとベス』、映画版「ショウ・ボート」などの映像を観ながら学びました。授業時間が限られているので少ししか観られませんでしたが…。ちなみに、先生の見せてくれた映画版「ショウ・ボート」は、本屋さんで500円で買えるDVDだったのですが、プロジェクターで映しても割に画質が良く、先生もお薦めされていたので、帰りに買って帰りました。授業を先取りしちゃおうかな。
ミュージカルの歴史は知っていると思っていましたが、ミュージカルの父、ジョージ・M・コーハンのことすら良く知らず(有名な「Give My Regards to Broadway」という言葉は知っていたのですが)、タイムズスクエアのtktsのところにある彼の銅像も、ブロードウェイに行ったにもかかわらず見ていませんでした。知ったかぶりはいけないな、と少々反省。

あっという間に2時間が過ぎ、授業終了。エクステンションセンターを出た後は中央図書館を見学しようと思っていたのですが、暑さに負けて帰ってきてしまいました。来週は休講なので、再来週行くときにはもう少し涼しくなってくれるといいなぁ。

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2007年6月13日 (水)

夕学五十講

慶應丸の内シティキャンパス定例講演会「夕学五十講」に参加しました。
会場は丸ビル7階の丸ビルホール。18時半から開始ですが、定時で仕事を上がって大急ぎで来たので、かなり余裕を持って着くことができました。ホッ。

さて、今日のテーマは「ミュージカルを100倍楽しむ方法」。講師は日本屈指のミュージカル指揮者“踊るマエストロ”塩田明弘さんです。

ホールに入ると、ホワイトボードに舞台と客席を上から見た簡単な図が描いてありました。ミュージカルの指揮者は、この間にあるオケピにいるわけですが、所謂コンサート指揮者と劇場指揮者(ミュージカルやオペラの指揮者)とは、同じ指揮者でも全然違うのだそうです。コンサート指揮者は、簡単に書くと、カラヤンコンクールなどの権威あるコンクールで1位になって、それからどこかのオケで振れるようになるのですが(「のだめ」の千秋みたいな感じ?)、劇場指揮者には副指揮者として長い下積みが待っています。
歌稽古や立ち稽古に先立つソリストの歌練習にピアノ(1対1)で付き合うのが2年ほど。稽古場で、忙しい正指揮者が2、3回音楽稽古をつけたあとを引き継ぎ、1ヶ月くらいの稽古期間をまかなうのが約5年。これは5人くらいの副指揮者でやるのですが、正指揮者の振ったとおりにひたすら振ることが求められます。ところが、初日が近づいた頃戻ってきた正指揮者の振るテンポが変わっていることがあるそうです。そうすると副指揮者は、役者さんからは正指揮者のテンポについて文句を言われ、正指揮者からは「あの役者はテンポに合っていない。今まで何をやっていたんだ」と怒られ…。中間管理職のような立場です。
昇格するとやっと劇場に関われるようになり、劇場でキューを出すようになるのですが、役者の出とちりは全部副指揮者の責任になります。演出の効果のため、舞台裏から歌声や演奏が聞こえるようにしたい場合、副指揮者が舞台裏で指揮することもあります。暗い舞台裏での指揮には、線でなく点で打つようにして赤いペンライトを振るのだそうです。また時差があるので、オケピの正指揮者より0.2秒ほど早く振るのだそうです。そのほかに、雪を降らしたり、大道具を運んだり、役者さんにタオルや水を渡したり、現場のノウハウを広く詰め込んで、やっと正指揮者になれる日がやってきます\(^o^)/

まるで何でも屋さんのような下積み時代の経験談に驚きの連続でした。そんな日々を経て、舞台転換などのトラブルにも、拍手によるショーストップにも、役者の不調にもうまく対応できて、かつ作品の魅力を盛り上げられる劇場指揮者になるんだなぁ、と感心しました。
続いてはミュージカルの簡単な歴史のお話がありましたが、ミュージカル関係の本を読めば大体分かるのでここでは省略(^^;
ブロードウェイより約50年遅れている日本のミュージカル。でも、歴史は浅いながらも、オリジナルミュージカルは生まれてきています。

ここで、ミュージカル界では有名なパーカッション奏者・長谷川友紀さんの登場。『壁抜け男』の最初の東京公演のときに、私もその素敵な演奏に目を(耳を)奪われました。
クラシックのコンサートでは打楽器奏者は基本1人1役ですが、ミュージカルでは1人30役ぐらいあることも。今日紹介された楽器も(中には打楽器ではない物も含まれていますが)、カスタネット、タンバリン、鈴、ビブラスラップ、フレクサトーン、スライドホイッスル、ウッドブロック、郭公笛、マウスサイレン、モンキータンバリン、ギロ、マラカス、ボンゴ、コンガ、カリンバ、トーキングドラム、カホーン、ジャンベ、ヤンブーン、スネアドラム…。頑張ってメモしたけれど、あまりにいっぱいあって、間違った名前を書いているかもしれません。
この後、友紀さんの妹さんの麻紀さん(姉妹でパーカッション奏者なのです)も加わり、受講者の中で立候補した人たちが演奏にチャレンジ!なかなか大変そうでした…。でも、塩田さんの指揮で演奏できるなんて貴重な体験ですね。

残り30分からは質疑応答。
塩田さんは、踊っているのではなく、楽しみましょうということを提示しているのだと力説されていました。
一番好きなミュージカルは『ラ・マンチャの男』(ラ・マンチャって男性が好きなミュージカルなんですよね)。
お客さんには携帯オフと、また、拍手やスタンディングオベーション、ブーイング、あるいは何もしないなど、もっと感情を表に出してもいいのでは?ということをお願いしたいそうです。
そして最後に、ブロードウェイで振ること、そしてミュージカルをもっと広めたい、という自身の夢を語ってくださいました。

「夕学五十講」を受講するのは初めてのことで、初めのうちは少しドキドキしていたのですが、周りもみんなミュージカル好きの方ばかりで、反応も良く、楽しかったです。とにかく塩田さんのお話が面白くて、途中からは「夕学五十講」ではなく何かのファンイベントに参加しているような気分になったほど。笑っているうちにあっという間に楽しく過ぎていった2時間でした。

慶應MCC「夕学五十講」楽屋blog : ミュージカルにかける熱い思い 塩田明弘さん

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2006年3月 7日 (火)

初♪携帯から書き込み

今、電車に乗っています。携帯からの書き込みに挑戦ですφ(.. )うまくいくかな?

19時から池袋コミュニティカレッジで「ミュージカルを十倍楽しむ方法」の講座を受けてきました。月1回の講座で、11月から5か月、今日が最終回。
ミュージカルの講座と言っても、歌ったり踊ったり演技する訳ではなく、舞台装置の話を聞いたり、石原隆司先生にブロードウェイの劇場の写真を見せて頂いたり、最近の公演の感想を話したりしています。
4月からも引き続き開講するのですが、私は継続しない方向…。先生や生徒の皆さんのお話は楽しいし、大好きなブロードウェイの写真は見ていてワクワクするのですが、最初のシラバスとは授業内容が違う…。最終回に「劇評の書き方指南」というのが予定されていて、そこに興味があったので受講したものの、今までシラバス通りだったことはなく、今日も劇場経営の裏話などでした。
クラスの曜日が変わることや、受講システムの変更で受講料がアップすることなど、私にとってマイナス要素もあるので、今日は継続受講の申し込みはしないで帰ってきました。
今日聞いた話で驚いたのは、先生の奥様が、帝劇と東京宝塚劇場の売店で売っているチーズケーキを手懸けているのだそうです。かなり良い材料を使っており、売り上げは好調とか。来月から帝劇は2か月お休みに入りますが、工事明けの6月以降、私は「ミー&マイガール」「ダンス・オブ・ヴァンパイア」を観劇予定なので、そのときに是非食べてみようと思います。
ちなみに、このスティックチーズケーキのことは、岡幸二郎さんのブログ「エグゼリーノの青い溜息」でも触れられています。先生と岡さんは食べ歩きをよくされているのだそうです。

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